有明テニスの森に、三菱全日本テニス選手権を見に行ってきました。
男子シングルスはすでに終了し、綿貫陽介が史上2番目の10代での優勝。そして、今日のダブルスでは長兄の裕介選手と組んで準優勝でした。
私が観たのは、女子ダブルス。昨日シングルスで優勝した大前綾希子が、シングルス決勝の相手で同じ島津製作所所属の今西美晴と組んで優勝しました。昨日のインタビューで大前が「今西と一緒にグランドスラム(テニスの4大世界大会)行きたい」と話していたほど2人は仲良し。残念ながら、早稲田大学出身の宮村美紀と波形純理は良く健闘したもののストレート負けでした。
昨日のNHKニュース↓
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161029/k10010749141000.html
私が思わず見入ってしまったのが、準優勝の波形(なみがた)選手の所属でした。「伊予銀行」。そのホームページを見ると、全国で唯一「預金等・貸出金ともに18年連続で増加」した銀行なのだそうです。愛媛県今治市の銀行、頑張ってるんだな、と思いました。女子テニス選手なんて広告塔になれるかどうか分からないのに、巨額の資金を援助して育てていて偉いなと思いました。
一方で優勝した二人が所属する「島津製作所」は、近赤外線分光装置を開発していることで有名です。私が大学院で運動後の筋肉の組織酸素動態を研究していた時もこの装置を使用していたので、特別な思いがあります。現在は、脳の酸素動態の測定装置を用いた研究を盛んに行っている会社です。
全日本女子ダブルス決勝の4人の女性の素晴らしいパフォーマンスを観ながら、スポーツ選手を応援する企業は、きっと良い会社なんだろうな、と、そして、レテテニススクールの子供たちも、将来、一社会人として良い企業に応援してもらえたら良いな、と思った一日でした。
弥